9月21日(月)に、台風12号(ドルフィン)が発生しました。台風の進路はどうなのでしょうか。紀伊半島や関東への影響も予想されています!
海面水温が26.5℃以上で、台風が発生し発達していく事が出来るのですが、現在の太平洋側の海面水温が27℃以上となっているため、発達しながら上陸する可能性が高いです。
米軍やヨーロッパ、気象庁などの情報も調べてみましたので、さっそく見ていきましょう!
台風12号(ドルフィン)の進路予想
ウェザーニュースの進路予想を見てみると、24日に紀伊半島に上陸、25日にかけて、関東や北陸から東北にかけて暴風域に入ると予想されています。
21日(月)午後の段階で、紀伊半島周辺で雨が一番多くなり、24日(木)夜にかけての48時間で300mmを超える大雨が予想されており、関東でも前線に近い房総半島を中心に多いところで200mm以上の大雨となる予想が出ています。
台風にならなかったとしても、秋雨前線で大雨となることが予想されていますので、避難の準備など警戒しておいた方が良さそうですね。
台風12号のドルフィンとは
台風には、名前が付けられています。今回の台風12号は「ドルフィン(シロイルカ)」となっています。
日本では、「台風〇号」と発生した順に名前を付けていきますが、東アジア地域で2000年ころから発生した台風については、直接影響を受ける東アジア14ヵ国が加盟する「台風委員会」が名前を付けることになっています。
加盟している14ヵ国がそれぞれの国ごとに10個ずつ決まっていて、14ヵ国×10=140個の名前を順番に割り当てていますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。
気象庁HPに「台風の番号とアジア名の付け方」がありますので、興味のある方は参考になさってください!
台風12号(ドルフィン)米軍(JTWC)は?
台風12号(ドルフィン)の米軍(JTWC)です。
赤字で「TS14W”DOLPHIN”」と記載されています。
「14号?日本では12号なのに」と私も思ったのですが、日本で発生した台風以外のものもカウントされているため、2つ多い14号と表示されています。ここは気象庁が発表する「台風〇号」と異なる場合があるので注意が必要です。
台風12号(ドルフィン)ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の台風の進路予想では、9月21日(月)現在、台風12号の発生が確認されています。
21日から25日の予想を調べてみました!
9月21日
9月22日
9月23日
9月24日
9月25日
23日から24日にかけて、西日本から東日本へと上陸する予想となっています。
台風12号(ドルフィン)Windy
Windyの予想を見てみましょう。
日本列島の南に台風12号が発生している事がわかります。
下のバーを動かすことで、10日先まで台風の予想を見ることができますよ!
9月24日予想
24日には関東や東海地方に影響がある可能性がでているので注意が必要です。
この予想をみながら、台風の動きを予想してみるのも良いですね!
まとめ
台風12号(ドルフィン)が、9月21日(月)に発生しました。
海面水温が26℃以上と台風が発達する温度よりも高いため、発達しながら上陸する可能性が高いです。
予想では、24日に東海から関東へ影響が出るとみられており、また熱帯低気圧になったとしても、秋雨前線の影響で大雨になることは避けられないでしょう。
紀伊半島から関東の多いところで、200mm以上の雨が予想されています。
台風に備えて、避難の準備やベランダや外に置いてあるものの片付けなど、少しずつ準備をしておいた方がよさそうですね。
被害が出ない事を祈るばかりです・・・
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