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【あらすじ】
東京から母の故郷・北三陸にやってきた少女・アキは、海女を生業とする祖母・夏にあこがれ海女を目指す。やがて友人・ユイの影響でユニットを組み、地元アイドルとして活躍するようになったアキは、東京に行ってアイドルになるという新たな夢を見つける。。
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「あまちゃん」のキャスト・スタッフ情報
【キャスト】
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- (天野アキ) 能年玲奈
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- (天野春子) 小泉今日子
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- (黒川正宗) 尾美としのり
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- (大向大吉) 杉本哲太
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- (足立ヒロシ) 小池徹平
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- (足立ユイ) 橋本愛
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- (種市浩一) 福士蒼汰
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- (若き日の春子) 有村架純
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- (吉田正義) 荒川良々
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- (花巻珠子) 伊勢志摩
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【スタッフ】
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- 大友良英(音楽)
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- 宮藤官九郎(脚本)
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- 井上剛(演出)
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- 吉田照幸(演出)
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「あまちゃん」のあらすじ
1話
おら、この海が好きだ! 2008年夏、高校生の天野アキ(能年玲奈)は、母・春子(小泉今日子)の故郷・岩手県北三陸市を初めて訪れる。春子は、高校生のときに家出して上京したきりだったが、「母危篤」の知らせを受け、24年ぶりに娘を連れて故郷に戻ってきたのだ。東京育ちのアキには、風景や人々の言葉など、すべてが新鮮に映る。最も衝撃を受けたのは、さっそうと海に潜る海女の姿だったが、それは危篤のはずの祖母・天野夏(宮本信子)だった…。
2話
おら、この海が好きだ! アキ(能年玲奈)は、目の前でウニを取る海女が祖母・夏(宮本信子)であることを知る。夏が危篤という知らせは、幼なじみの大吉(杉本哲太)が春子(小泉今日子)を町に呼び戻すためについたウソだった。町おこしに燃える北三陸駅の駅長・大吉は「引退宣言した夏に代わって、海女になってくれ」と春子に頼む。24年ぶりに顔を合わせた夏と春子はぎくしゃくしたまま。口論の末、春子はアキを連れて東京に帰ろうとするが…。
3話
この海が好きだ! 北三陸市に残ることを選んだアキ(能年玲奈)は、りりしい夏(宮本信子)にどんどんひかれていく。夏は、海女として漁に出ながら、駅弁「ウニ丼」を作り、さらには喫茶店とスナックのママを兼ねるという忙しい日々を送っていた。一方、相変わらず夏と反目しあう母・春子(小泉今日子)は居心地の悪い思いをしていたが、幼なじみの大吉(杉本哲太)ら町の人々に少しずつ打ち解け始める。そんなとき夏が思わぬ行動に出て…。
4話
おら、この海が好きだ! 突然、祖母・夏(宮本信子)に海に突き落とされたアキ(能年玲奈)。新しい一歩を躊躇(ちゅうちょ)して踏み出せないアキに、「あれこれ考えるより、まずやってみろ」ということを伝えるための夏の秘策だった。アキは、東京では学校や友人となじめず、そのことがきっかけで母・春子(小泉今日子)と父・正宗(尾美としのり)の関係も冷え込んでいた。海の気持ちよさに感動するアキ。しかし、その様子を目撃した春子は激怒し…。
5話
おら、この海が好きだ! 夏(宮本信子)の手伝いで、ウニ丼の車内販売をしていたアキ(能年玲奈)は、足立ユイ(橋本愛)と出会う。同じ高校2年生ながら、独特の雰囲気を持つユイにひかれるアキ。一方、パチンコ屋では、母・春子(小泉今日子)が、ユイの兄・ヒロシ(小池徹平)と出会っていた。ヒロシは東京で就職したものの、すぐに辞めて北三陸に戻り、今は漁港の監視小屋でアルバイトをしていた。そこでアキの思わぬ姿を目撃してしまったヒロシは…。
6話
おら、この海が好きだ! 自分の殻を打ち破ろうと、自ら海に飛び込んだアキ(能年玲奈)。警報を聞いて駆けつけた春子(小泉今日子)や夏(宮本信子)を前に「海女になりたい」と宣言する。夏や町の人々は大喜びするが、春子は反対。春子とアキは親子水入らずで話し、そこで春子は自分の過去を初めて娘に語る。かつて、周囲の期待を受けながら海女になることを拒み、家出同然で上京した春子。アキが初めて示した熱意を前に、春子が出した答えとは…。
7話
おら、東京さ帰りたくねぇ アキ(能年玲奈)は、夏休みの間だけという春子(小泉今日子)との約束で、新人海女となった。夏(宮本信子)ら先輩に交じり、さっそく海女修業をスタートさせる。春子は、東京にいる夫・正宗(尾美としのり)との離婚を決め、夏が経営する喫茶店兼スナック「リアス」のママとして働き始める。店のカウンターで大吉(杉本哲太)が熱い思いを春子に伝えていたころ、北三陸駅に怪しい男が運転する1台のタクシーが…。
8話
おら、東京さ帰りたくねぇ 海女修業にいそしむアキ(能年玲奈)は、ある写真を見てショックを受け、海女になる自信をなくしてしまう。そこで、海女の歴史や、祖母・夏(宮本信子)と祖父で遠洋漁業の漁師・忠兵衛(蟹江敬三)のなれそめを聞くことに。そんな折、アキの父・正宗(尾美としのり)が、突然、町に現れる。正宗はタクシー運転手で、妻・春子(小泉今日子)とアキを連れ戻すため、はるばる東京からやってきたのだが…。
9話
おら、東京さ帰りたくねぇ アキ(能年玲奈)は、先輩海女であるかつ枝(木野花)、美寿々(美保純)、安部(片桐はいり)らの複雑な過去を知る。一方、離婚したい春子(小泉今日子)と、別れる気の全くない正宗(尾美としのり)の話はかみあわないまま。若いころから、ひそかに春子に思いを寄せている大吉(杉本哲太)を巻き込んでの大騒動になる。どうしても東京に妻と娘を連れ戻したい正宗だったが、生き生きと海女修業をするアキの姿を見て…。
10話
おら、東京さ帰りたくねぇ 正宗(尾美としのり)は、東京では見たことがない娘アキ(能年玲奈)のはつらつとした姿を見て、独りで東京に戻る。アキは笑顔で見送るが、海女修業ができる時間が残り少ないことに焦っていた。春子(小泉今日子)との約束は夏休みの終わりまで。いまだに息を1分間止めることができず、夏(宮本信子)から素もぐりの許可が下りないのだ。海女になる前に2学期になってしまう。焦るアキの様子を盗撮する怪しい男が…。
11話
おら、東京さ帰りたくねぇ 夏(宮本信子)から素もぐりの許可が出て、本格的に海女修業が始まったアキ(能年玲奈)は、北鉄の中で同級生・足立ユイ(橋本愛)と出会い、親しくなる。東京になじめず、北三陸の町に居心地のよさを感じているアキとは正反対に、ユイは田舎を嫌い東京に強い憧れを抱いていた。町では、秋祭りに向けて山車の制作が始まった。ますます北三陸を離れがたい思いが募ったアキは、琥珀(こはく)掘りの勉(塩見三省)の坑道に向かい…。
12話
おら、東京さ帰りたくねぇ アキ(能年玲奈)は、母・春子(小泉今日子)との約束で、新学期を前に東京に戻ることに。弥生(渡辺えり)ら先輩海女に別れを告げるが、心の中では離れがたい気持ちが押し寄せていた。春子に片思いを続ける大吉(杉本哲太)も、アキ親子を引き止められずに右往左往。ひそかにアキに思いを寄せるヒロシ(小池徹平)も、なすすべがない。別れの日、北三陸駅に立ったアキと春子だが、春子が24年前の出来事を思い出して…。
13話
おら、友だちができた! 東京に戻るはずだったアキ(能年玲奈)と春子(小泉今日子)が、夏(宮本信子)の家に引き返してきた。24年前、家出すると分かっていながらも引き止めなかった夏を、春子はいまだに許せないでいた。その思いを春子は夏にぶつけるが、勢いでアキと共に北三陸で暮らすと宣言してしまう。大吉(杉本哲太)をはじめ、町の人々は大喜び。アキは親友・ユイ(橋本愛)と同じ北三陸高校に編入し、新たな生活を始めることになる。
14話
おら、友だちができた! アキ(能年玲奈)は、祖母・夏(宮本信子)、母・春子(小泉今日子)と、3人での生活を始めた。張り切って海女修業に打ち込むが、早くも大きな壁にぶつかっていた。いまだにウニを一匹も取ることができないのだ。秋が近づき、このまま海女漁の季節が終わってしまうことに焦るアキは、夏との約束を破って危険な時間帯に海に潜ってしまう。海の中で、大きな潮の流れにのみこまれて身動きが取れず、アキは絶体絶命の危機に!
15話
おら、友だちができた! アキ(能年玲奈)は、夏(宮本信子)との約束を破って危険な時間帯に海に潜り、あやうく命を落としかけたところを美寿々(美保純)に助けられた。夏のげきりんに触れたアキは「海女失格」「出入り禁止」を宣告される。一方、観光協会では、大吉(杉本哲太)や菅原(吹越満)、長内(でんでん)らが集まり、過疎化が進む町の行く末を案じて町おこしの策を考えていた。一向に妙案が浮かばない中、ヒロシ(小池徹平)がやってきて…。
16話
おら、友だちができた! ヒロシ(小池徹平)の発案で、秋祭りにあわせてミスコンテストを開くことが決まり、町は大盛り上がり。一方、アキ(能年玲奈)は、親友のユイ(橋本愛)に誘われ、家へ遊びに行く。ヒロシとユイの父・足立功(平泉成)は、アキの母・春子(小泉今日子)の高校時代の担任で、今は県議会議員を務める地元の名士。アキは格式高い足立家の暮らしぶりに驚くが、功とヒロシ親子の間には何やら複雑な事情がありそうで…。
17話
おら、友だちができた! ヒロシ(小池徹平)は、大吉(杉本哲太)の紹介により、観光協会のウェブ担当として菅原(吹越満)の下で働くことになる。「ミス北鉄コンテスト」に出場することになったユイ(橋本愛)から、東京に出てアイドルになる夢を持っていることを聞かされたアキ(能年玲奈)は、着々と夢の実現に向けて進んでいるユイと、海女謹慎中の自分を比較して落ち込んでしまう。そんな折、家の中で隠し部屋の入り口を見つける。その中には…。
18話
おら、友だちができた! 北三陸秋祭りの当日。町おこしの目玉の「ミス北鉄コンテスト」では、ユイ(橋本愛)が、初代ミス北鉄に選ばれる。地元のアイドルとして輝くユイに刺激を受けたアキ(能年玲奈)は奮起し、夏(宮本信子)に海女修業を再開させてくれるように頼み込む。そんなアキに、夏は、過去の衝撃的な出来事について語り始める。一方、観光協会では、ヒロシ(小池徹平)とアイドルオタクのヒビキ(村杉蝉之介)の行動が、思わぬ事態を招いて…。
19話
おら、ウニが獲りてぇ 初代ミス北鉄に選ばれたユイ(橋本愛)の動画が観光協会のホームページに載ると、町に大勢の観光客が押しかけてきた。一躍アイドルとなったユイは、ファンに囲まれ、北三陸駅長・大吉(杉本哲太)は臨時列車を出したり、夏(宮本信子)にも名物「ウニ丼」の注文が殺到したりと町じゅう大騒ぎだ。たった一日で驚異的な観光収入があがり、町の人々は驚く。一方、アキ(能年玲奈)は海女修業を再開するが…。
20話
おら、ウニが獲りてぇ ファンの観光客が町に多数押し寄せ、ミス北鉄のユイ(橋本愛)の人気はうなぎのぼり。一方のアキ(能年玲奈)は、スランプに悩んでいた。潮に流された恐怖がよみがえり、うまく潜れず、いまだウニを取れないでいたのだ。そんなアキを見守るヒロシ(小池徹平)は、ひそかに寄せていたアキへの思いを、彼女の母・春子(小泉今日子)に打ち明け、相談する。そしてヒロシのある行動が、新たな騒動を引き起こして…。
21話
おら、ウニが獲りてぇ ヒロシ(小池徹平)が、アキ(能年玲奈)の動画を観光協会のホームページに掲載したことで、アキの人気が急上昇し、ファンが押し寄せる事態に。ミス北鉄のユイ(橋本愛)の人気と相まって、町は大にぎわい。だが、アキは、いまだにウニが一匹も取れないことに悩んでいた。海女漁ができるシーズンは、あと一週間。このままでは海女として認められないと焦るアキに、先輩海女たちが考えた秘策とは…。
22話
おら、ウニが獲りてぇ アキ(能年玲奈)は、悩んだ末に、先輩海女・安部(片桐はいり)に海中でこっそりウニを渡してもらい、自分が取ったことにしていたことを、観光客に明かしてしまう。かつ枝(木野花)や弥生(渡辺えり)から怒られたアキは、そこで安部が今季限りで海女を引退することを聞く。安部は、アキの母・春子(小泉今日子)と高校の同級生。アキは、安部から春子の若いころのことを聞くが、春子の過去について何か隠していることに気づく。
23話
おら、ウニが獲りてぇ かつて春子(小泉今日子)が過ごし、そのままの状態で残っている部屋で、母の若き日に思いをはせるアキ(能年玲奈)。思い出の品々を通じて、母と娘は心を通わせる。アキはいまだにウニが獲(と)れないことに悩んでいたが、スランプ脱出の秘けつを春子から聞き、奮起する。そして海女たちの真剣勝負の漁、「本気獲り」への参加を願い出る。気合い十分のアキだったが、ヒロシ(小池徹平)からの突然の愛の告白で混乱してしまい…。
24話
おら、ウニが獲りてぇ ヒロシ(小池徹平)からの愛の告白のせいで、アキ(能年玲奈)は一睡もできないまま「本気獲(と)り」に臨む。今季の漁の最終日、ウニを獲れるだけ獲ってよい、海女たちの真剣勝負の日だ。天野家を代表して参加することになったアキは、夏(宮本信子)や春子(小泉今日子)が見守る中、海の中へ。しかし、思うように動けず、もがくだけ。そこによみがえる夏や春子の言葉。果たしてアキはウニを獲り、一人前の海女になれるのか?!
25話
おら、先輩が好きだ! アキ(能年玲奈)は、初めて自分の手でウニを獲(と)ることができ、海女として認められた。先輩の安部(片桐はいり)は「まめぶ」のPR活動のために町を去り、新たに花巻(伊勢志摩)が娘を連れてやってくる。海女漁のシーズンが終わり、アキの心にぽっかりと穴が開いてしまう。新人海女のアキの人気で盛り上がった町おこしも下火になってしまった。大吉(杉本哲太)や菅原(吹越満)は、新たな策を思案して…。
26話
おら、先輩が好きだ! シーズンが終わって潜れないアキ(能年玲奈)は、北鉄の一日車掌を任され、夏(宮本信子)の発案で「ウニ丼」を海女姿で車内販売することに。ファンが殺到し、イベントは大盛況。アキもみんなが喜ぶ姿を見て、うれしくなる。しかし、母・春子(小泉今日子)から、チヤホヤされていい気になってるんじゃないと厳しい言葉を浴びせられる。アキは、自分が何をやりたいか悩む。そんなアキを見たユイ(橋本愛)は、ある場所に誘いだす。
27話
おら、先輩が好きだ! アキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)に連れられ、北三陸高校の潜水土木科の授業を目にする。金属製のヘルメットと宇宙服のような装備。伝統的な「南部もぐり」の訓練に魅了されるアキ。そしてなにより、一人の生徒に目を奪われる。誰よりも深く潜り、浮かび上がってくる種市浩一(福士蒼汰)だ。純朴でイケメンの好青年・浩一に、アキはひと目で恋に落ちてしまう。
28話
おら、先輩が好きだ! アキ(能年玲奈)は、潜水土木科への編入を、親友・ユイ(橋本愛)に宣言。潜水の体験実習では、憧れの種市浩一(福士蒼汰)に近づけて、ちょっとうれしい。そうとは知らないヒロシ(小池徹平)は、アキへの思いをつづったラブレターをユイに託していた。そして、スナックから家に帰った春子(小泉今日子)は、隠すようにしまってあった編入届を見つけて…。
29話
おら、先輩が好きだ! アキ(能年玲奈)が潜水土木科への編入を宣言すると、町の大人たちは海女のアイドルがいなくなると大反対。母・春子(小泉今日子)もアキの将来が気にかかり高校を訪れる。しかし、アキの決心は固く、大人たちは週末に海女の格好をして列車で弁当を売るという約束で、しぶしぶ納得する。いよいよ念願の潜水土木科での学園生活がスタート。種市先輩(福士蒼汰)とさらに近づけるはずが、男子ばかりの異様な雰囲気に…。
30話
おら、先輩が好きだ! アキ(能年玲奈)の毎日は、祖父・忠兵衛(蟹江敬三)の遺影に手を合わせることから始まる。学校では、ハードな潜水の授業でクタクタだ。一方、ユイ(橋本愛)の人気はとどまることを知らず、春子(小泉今日子)は、そんな彼女の姿を昔の自分と重ねてしまう。そんな折、いつもと様子が違う夏(宮本信子)に、長内(でんでん)との不倫疑惑が。そして週末、約束通り車内販売にがんばるアキは、見覚えのある顔に出くわし…。
31話
おらのじっちゃん、大暴れ 北鉄の車内でウニ丼を売っていたアキ(能年玲奈)は、亡くなったはずの祖父・天野忠兵衛(蟹江敬三)と出くわす。忠兵衛は、遠洋漁業の漁師で、1年に10日間ほどしか家に帰らず、祖母・夏(宮本信子)が、航海に出る忠兵衛を送り出す際、万が一のことを覚悟するつもりで仏壇に写真を飾っておいたのだ。再会を喜ぶ夏と忠兵衛だが、春子(小泉今日子)は怒りだして…。
32話
おらのじっちゃん、大暴れ アキ(能年玲奈)の祖父・忠兵衛(蟹江敬三)が遠洋漁業から1年ぶりに帰ってきた。世界中を航海して独特な世界観を持つ忠兵衛。アキは、そんな忠兵衛に夢中だ。しかも、夏(宮本信子)とはまるで恋人同士のように仲が良い。一方、春子(小泉今日子)は、相変わらず正宗(尾美としのり)と離婚問題でもめている。そんなある日、観光協会にアキとユイ(橋本愛)を怪しい男が訪ねてきて…。
33話
おらのじっちゃん、大暴れ アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)を訪ねてきたのは、地元テレビ局のディレクター・池田(野間口徹)だった。「二人を情報番組に出演させたい」という申し出に、大吉(杉本哲太)ら、町おこしに燃える大人たちは大喜び。アキは、アイドルを真剣に目指すユイと自分との違いに戸惑っていた。母・春子(小泉今日子)は、番組の出演に反対するが、ユイの兄・ヒロシ(小池徹平)が、二人のマネージャー役を買って出て…。
34話
おらのじっちゃん、大暴れ 春子(小泉今日子)が、ヒロシ(小池徹平)に「アキ(能年玲奈)が好きなのは、種市浩一(福士蒼汰)よ」と話してしまい、アキはあわてる。さらに、アキとユイ(橋本愛)の地元テレビ局の番組出演についても、乗り気のユイに対し、アキは戸惑いを隠せない。
35話
おらのじっちゃん、大暴れ アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)の地元テレビへの出演を、春子(小泉今日子)は頑として許さない。しかし、二人のやる気に負けて、期限つきで許す。早速、テレビカメラがアキとユイの生活に密着。二人だけでなく、夏(宮本信子)や忠兵衛(蟹江敬三)をはじめ、まわりの人々も取材され、みんな舞い上がる。そして、天野家に思わぬ訪問者がやってきて…。
36話
おらのじっちゃん、大暴れ 父・正宗(尾美としのり)が東京からやって来た。アキ(能年玲奈)の17歳の誕生日を祝いに来たのだ。すっかり誕生日を忘れていたアキは、種市(福士蒼汰)からミサンガをプレゼントされたことを思い出す。“あれは誕生日プレゼントだ”と思ったアキだが、お礼を言いたくても、なかなか会えない。そして誕生日。町の人が企画したサプライズパーティーが盛りあがるなか、種市がやってくる。
37話
おらのママに歴史あり アキ(能年玲奈)の誕生日パーティーで、忠兵衛(蟹江敬三)が爆弾発言。春子(小泉今日子)が若いころ、歌手になりたくて芸能界を目指していたというのだ。驚いたアキは、もっと母のことが知りたくなる。すると、数々のコンテストで優勝したことなど、町の人々が隠していた事実が浮かび上がる。そんなころ、アキは、憧れの種市(福士蒼汰)の手に、自分にプレゼントしてくれたのと同じミサンガがあるのを見つける。おそろい!?
38話
おらのママに歴史あり 春子(小泉今日子)の秘密を知りたくて、かつて母が使っていた部屋にいたアキ(能年玲奈)。そこへやって来た春子は、初めて自分の若いころを話し始める。1980年代、アイドルがテレビで輝いていたころ。中学生の春子は、自分もアイドルになりたくて、いくつものコンテストに応募していたのだ。真剣にアイドルを目指していたかつての春子を知って、アキは驚く。そして部屋からは、当時の思いがけない物が見つかって…。
39話
おらのママに歴史あり 春子(小泉今日子)は、アイドル歌手にあこがれ、芸能界を目指していた。しかし、同時に春子には、町の人から海女の後継者として大きな期待が集まっていた。夏(宮本信子)とけんかをする日が続き、夢と周囲の期待のはざまで思い悩んだ春子はついに家を出る。アキ(能年玲奈)は、当時の母と祖母の葛藤、そしてその後の母の人生について知って驚く。そんな時、祖父・忠兵衛(蟹江敬三)が、意外なことを宣言する。
40話
おらのママに歴史あり 忠兵衛(蟹江敬三)が、遠洋漁業の漁師を引退すると宣言し、新たな仕事を求めて、夏(宮本信子)とともにスーパーマーケットに行く。しかし、前途多難な様子だ。一方、アキ(能年玲奈)はテレビ出演に盛り上がるユイ(橋本愛)についていけず、とまどい気味。ユイは、そんなアキの気持ちなどお構いなしで、一緒に上京してアイドルを目指そうと誘う。驚くアキと春子(小泉今日子)のもとに正宗(尾美としのり)が乱入してきて…。
41話
おらのママに歴史あり 正宗(尾美としのり)が北三陸のタクシー会社に勤めることになった。しかし春子(小泉今日子)は、そんな正宗がうとましく、アキ(能年玲奈)も当惑気味。一方、忠兵衛(蟹江敬三)もスーパーマーケットに無事に再就職し、夏(宮本信子)は、一緒に暮らせると喜ぶ。しかし、忠兵衛は何やら落ち着かない様子だ。そんな時、喫茶リアスに、琥珀(こはく)堀り・勉(塩見三省)の弟子を名乗る男、水口(松田龍平)が現れる。
42話
おらのママに歴史あり 海への思いを断ち切れず、再就職したスーパーマーケットから逃亡した忠兵衛(蟹江敬三)は、再び遠洋漁業に出ることを宣言する。別れのつらさをこらえる夏(宮本信子)に、アキ(能年玲奈)と春子(小泉今日子)は、そっと寄り添う。忠兵衛の送別会。町の人々が勢ぞろいし、みんな大いに盛り上がる中、ついに春子がマイクを持った。長年、封印してきた歌を歌う瞬間が!?
43話
おら、ドキドキがとまんねぇ 忠兵衛(蟹江敬三)が、再び遠洋漁業に出ることになった。出発の朝、天野家は全員で初めて家族写真を撮る。そして、種市(福士蒼汰)とデートのため、アキ(能年玲奈)は潜水士の勉強に励むが、成績はさんざん…。落ち込むアキに、勉(塩見三省)の弟子・水口(松田龍平)が、何かと話しかけてくる。ユイ(橋本愛)は、アキへの態度が煮えきらない種市を問い詰めるが…。
44話
おら、ドキドキがとまんねぇ アキ(能年玲奈)は、潜水士の資格試験の合格を目指して一心不乱に奮闘中。けれど、種市(福士蒼汰)への思いは募るばかりだ。一方、春子(小泉今日子)は、大吉(杉本哲太)の立会いのもと、正宗(尾美としのり)に、一刻も早く離婚届に判を押すように迫る。追い詰められた正宗は、アキのためにせめてクリスマスまで北三陸にとどまりたいと懇願。クリスマス? アキのため? そしてクリスマスイブの夜…。
45話
おら、ドキドキがとまんねぇ 潜水士の資格試験に合格したアキ(能年玲奈)は、さっそく種市(福士蒼汰)にデートを申し込む。しかし、種市の返事はそっけない。そのころ、町は北鉄の存続問題で揺れていた。ユイ(橋本愛)の父・功(平泉成)によると、市長が赤字続きの北鉄を廃線にしようとしているのだ。大吉(杉本哲太)らは起死回生の策で「お座敷列車」のイベントを企画。アキとユイを列車に乗せて歌を披露し、観光客を集めようと考えるが…。
46話
おら、ドキドキがとまんねぇ お座敷列車のイベントで歌うことになったアキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)は、弥生(渡辺えり)から歌のレッスンを受ける。しかしアキは、種市(福士蒼汰)からそっけない態度を取られ、レッスンに身が入らない。そんなある日、アキは、種市から「話がある」と声をかけられる。二人で北鉄の車庫に忍び込み、改装中のお座敷列車を一緒に見ていると突然、電気が消えて真っ暗闇に。二人きりになったアキと種市は…。
47話
おら、ドキドキがとまんねぇ 種市(福士蒼汰)が気になり、アキ(能年玲奈)は歌の練習に身が入らない。そんなアキの態度に、真剣にアイドルを目指すユイ(橋本愛)は怒りだして帰ってしまう。落ち込むアキ。その夜、ユイの母よしえ(八木亜希子)が、イベント用のステージ衣装を持ってくる。「ユイは、アキちゃんと一緒だからがんばれるの」。アキは、これまで知らなかったユイの思いを知る。しかし、ユイにはまだアキに打ち明けていない秘密があった…。
48話
おら、ドキドキがとまんねぇ アキ(能年玲奈)は、もうすぐ卒業して東京へ行ってしまう種市(福士蒼汰)のことが気になってしかたがない。一方、アキへの恋に破れたヒロシ(小池徹平)は観光協会職員の栗原しおり(安藤玉恵)と、海女・美寿々(美保純)は水口(松田龍平)といい雰囲気に。ついに、アキは思い切って種市に愛の告白をするが、そこで種市の口から飛び出した驚きの言葉とは?!
49話
おらの大失恋 種市(福士蒼汰)から衝撃の事実を聞かされたアキ(能年玲奈)は、ショックのあまり自転車で町を疾走、真冬の海に飛び込む。そして、熱を出して寝込んでしまった。この一件は、大吉(杉本哲太)の一斉メールで、町じゅうが知るところに。春子(小泉今日子)は、地味で暗くて協調性もないアキに戻ってしまうのではないかと心配する。ユイ(橋本愛)も心配して天野家を訪ねるが、アキはお座敷列車イベントに参加しないと言いだす。
50話
おらの大失恋 種市(福士蒼汰)に振られたショックで真冬の海に飛び込み、寝込んでしまったアキ(能年玲奈)。心配したユイ(橋本愛)が訪ねてきても、アキは一切、口をきこうとしない。さらにお座敷列車のイベントに参加しないと言いだし、町は大騒ぎに。「このままでは北鉄は廃線になってしまう」と焦った大吉(杉本哲太)や吉田(荒川良々)たちは、種市を観光協会に呼び出し、アキとつきあうように無理難題を押しつける。
51話
おらの大失恋 失恋のショックで、アキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)と口もきかない。アキがお座敷列車のイベントに参加しないことが知れ渡り、観光協会にはキャンセルの電話が殺到。それを見たユイは、アキを訪ね、「アキちゃんに嫉妬してた。アキちゃんよりも上じゃなきゃ嫌だった」と初めて本心を打ち明ける。アキはユイを許し、二人は仲直り。そして翌日は、種市(福士蒼汰)の卒業式。アキは果たして…。
52話
おらの大失恋 アキ(能年玲奈)は失恋の痛手から立ち直り、お座敷列車イベントへの参加を決める。すると、アキとユイ(橋本愛)のユニット「潮騒のメモリーズ」を目当てに、観光客が殺到。地元テレビ局の取材も入り、北三陸駅は盛り上がる。しかし、約束の時間になっても、ユイが現れない。昨日、水口(松田龍平)の謎の電話を、ユイはこっそり聞いてしまったのだ。その電話の内容とは?! 時間が迫るなか、果たして、ユイは現れるのか?
53話
おらの大失恋 いよいよ北鉄開業25周年イベントのお座敷列車が走りだした。アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)のユニット「潮騒のメモリーズ」は、押し寄せた家族連れから大声援を浴びる。ウニ丼やミサンガは爆発的に売れ、喫茶リアスも大盛況。夏(宮本信子)や春子(小泉今日子)たちは大忙しだ。イベントは大成功のうちに終了。町の人々のために、お座敷列車を走らせる。そして、アキたちが歌を披露するが…。
54話
おらの大失恋 お座敷列車イベントの成功で、アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)は、地元では誰もが知る有名人になった。そして、アキは春子(小泉今日子)との約束を守って活動を休止し、いつもの高校生活に戻る。漁協では、さらに観光客を呼び込もうとミーティングが開かれた。アキのユニークなアイデアに、海女クラブ全員が大乗り気! そのアイデアとは…。一方、ユイは謎を秘めた水口(松田龍平)に詰め寄り、その正体を暴こうとする。
55話
おら、スカウトされる!? アキ(能年玲奈)の「海女カフェ」計画を突きつけられた観光協会。大吉(杉本哲太)や菅原(吹越満)らは、かつ枝(木野花)、弥生(渡辺えり)、美寿々(美保純)ら強烈な海女クラブの面々を相手にするのは勘弁と、担当をヒロシ(小池徹平)に押しつけてしまう。一方、水口(松田龍平)はすっかり町になじみ、美寿々ともいい雰囲気。ユイ(橋本愛)は、そんな水口が実は芸能事務所のスカウトマンではないかと疑って…。
56話
おら、スカウトされる!? 海女カフェは、アキ(能年玲奈)の企画であることが決め手となり、銀行が融資を決める。観光協会の海女カフェ担当となったヒロシ(小池徹平)は、わがままな海女たちを相手に四苦八苦。日々、精気を吸い取られていく。一方、ユイ(橋本愛)は、水口(松田龍平)の言葉に刺激され、地元テレビ番組のリポーターになる。海女カフェのオープンと海開きが近づく中、観光協会が新たに海女を募集。アキの後輩となる新人海女が集まった。
57話
おら、スカウトされる!? アキ(能年玲奈)は、完成した海女カフェを、いち早く春子(小泉今日子)に見てもらう。春子も、その出来栄えに感心する。そして、ユイ(橋本愛)のリポートでテレビでも紹介され、海女カフェは連日大盛況。そんな折、アキは、勉(塩見三省)から、ユイがひそかに琥珀(こはく)の坑道に出入りしていることを聞く。気になって坑道に行ったアキが、そこで見たものは…?!
58話
おら、スカウトされる!? 琥珀(こはく)の坑道で、アキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)と水口(松田龍平)を見つける。水口は、芸能事務所のスカウトマンだった。ユイは、アイドル目指して、水口と上京するつもりだという。ユイを遠くに感じるアキ。そんな折、アキは、春子(小泉今日子)が持ち帰った古い映画「潮騒のメモリー」のビデオテープを見つける。
59話
おら、スカウトされる!? 東京でアイドルグループのオーディションを受けたいと言いだしたユイ(橋本愛)。父・功(平泉成)と母・よしえ(八木亜希子)、兄・ヒロシ(小池徹平)が反対して大騒ぎ! アキ(能年玲奈)も、海女の仕事や海女カフェの接客で忙しいなか、ユイが気になって仕方がない。そんなころ、春子(小泉今日子)たちも、水口(松田龍平)の正体に気付いて…。
60話
おら、スカウトされる!? アキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)に海女カフェに呼び出された。アイドルを目指して上京するというのだ。ユイは、家族に黙って北三陸を出ていこうとしていた。ユイの真剣な思いを聞いて、応援したいと思ったアキは、ユイの家出を必死に隠そうとする。だが、勉(塩見三省)の言葉で、水口(松田龍平)と一緒にいることがばれてしまい…。
61話
おら、アイドルになりてぇ! ユイ(橋本愛)が、誰にも言わずに水口(松田龍平)と東京へ行こうとした計画がバレた。アキ(能年玲奈)は、ユイを応援してあげたいが、どうすることもできない。水口は、自分は大手芸能プロダクションのスカウトマンだと白状する。地元アイドルを集めたユニット「GMT47」を作るために、ユイが連れ去られてしまう…。大吉(杉本哲太)らの大反対で、水口だけが東京に戻ることに。
62話
おら、アイドルになりてぇ! 地元アイドルを集めた「GMT47」のオーディションを受けるチャンスを断たれたユイ(橋本愛)。部屋に引きこもり、頑張って続けてきた地元テレビ局のリポーターの仕事も休んでしまう。ユイを励ましたいアキ(能年玲奈)は、アキとユイのユニット「潮騒のメモリーズ」を復活させ、海女カフェのステージで歌って踊るイベントを企画する。しかし、春子(小泉今日子)が、そんな派手なことを許すはずはなかった…。
63話
おら、アイドルになりてぇ! アキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)を励まそうと、海女たちのイベント「海女~ソニック」を企画した。春子(小泉今日子)に、ユイと一緒に出演する許可をもらいたいが、なかなか話を切り出せない。その頃、春子は80年代の青春映画「潮騒のメモリー」のビデオを観て、涙を流していた。その様子を見たアキもこっそり「潮騒のメモリー」を観る。アキは、主演で主題歌も歌う女優・鈴鹿ひろみ(薬師丸ひろ子)にすっかり夢中になる。
64話
おら、アイドルになりてぇ! ユイ(橋本愛)は、アキ(能年玲奈)や町の人々の励ましで元気を取り戻した。アキは春子(小泉今日子)にないしょで、ユイと「海女~ソニック」のステージに立つことに。ユイは連日、練習に大張り切り。イベント当日、復活したアキとユイのユニット「潮騒のメモリーズ」を目当てに、ファンが海女カフェに殺到。テレビでも生中継される。それを見た春子が、鬼の形相でステージ前に現れ…。
65話
おら、アイドルになりてぇ! ユイ(橋本愛)とのステージを大成功させたアキ(能年玲奈)だが、観客のいる前で春子(小泉今日子)に頬を打たれる。家に戻り、約束を破ったことをとがめる春子に、アキは猛反発! 「アイドルになりたい」と宣言する。驚く一同を残して家を飛び出したアキは、ユイ(橋本愛)に本心を伝える。そんな折、アキとユイのステージを撮影した動画を見た水口(松田龍平)が、アキに電話してくる。その電話の内容は…。
66話
おら、アイドルになりてぇ! アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)は、大物プロデューサー・太巻(古田新太)から、東京に出てくるように勧められる。アキは、春子(小泉今日子)との関係も険悪になり、ユイとともに家出して、東京へ行くことを決意する。それを察した町の人々は、町おこしのため、なんとか阻止しようと画策。一方、何も知らない夏(宮本信子)との何気ない会話に、アキの決心は…。
67話
おら、東京さ行くだ! アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)は、町の誰にも知られずに、東京へ行く決意だ。そんな二人を町から一歩も出させまいと、大吉(杉本哲太)や菅原(吹越満)らは、町じゅうに監視の目を光らせる。アキとユイは、深夜バスなら監視網を突破できるのではないかと考え、バス停のある北三陸駅に身を潜める。しかし、ヒロシ(小池徹平)が、バス停で見張っていた。アキはヒロシの注意をそらそうと…。
68話
おら、東京さ行くだ! 東京行きの深夜バスのつもりが、袖が浜行きのバスに乗ってしまい、あえなく家出が失敗に終わったアキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)。大人たちはアキとユイそれぞれに、家出の理由を問いただす。ユイは、幼い頃からの夢について語り、北三陸の町おこしのためにも自分たちが東京に出て町をアピールすることが必要だと説得する。一方、アキは夏(宮本信子)ら海女たちに素直な思いを打ち明ける。アキの本当の気持ちを知った夏は…。
69話
おら、東京さ行くだ! アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)の意思を尊重し、東京行きを応援することにした夏(宮本信子)と海女たち。アキとユイがもたらす観光収入を諦め切れない大吉(杉本哲太)らは困惑する。そしてアキの東京行きと芸能界入りを強く反対する春子(小泉今日子)は、夏と再び衝突してしまう。人々のさまざまな思いが交錯するスナック梨明日。そこに思わぬ客が現れ…。
70話
おら、東京さ行くだ! 大手芸能事務所の社長でプロデューサーの太巻(古田新太)の代理としてやってきた水口(松田龍平)。アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)を、地元アイドルユニット「GMT47」の正式メンバーとして迎え入れたいと言う。水口は春子(小泉今日子)の説得を試みるが春子は頑として聞き入れない。春子はアキの真意を確かめようと、二人だけで話をする。そこで、アキがなぜアイドルを目指したいのか、本当の気持ちを知った春子は…。
71話
おら、東京さ行くだ! アキ(能年玲奈)は、春子(小泉今日子)の歌がきっかけで、アイドルになりたくなったのだ。アキからアイドルを目指す理由をじっくり聞いた春子は、どう答えていいのか分からず、夏(宮本信子)に相談する。しかし、かつて自分が東京に行くことを認めてもらえなかった記憶がよみがえり、いつものように夏を問い詰めてしまう。そんな時、夏がこれまで秘めてきた胸の内を語り始める。夏の思いを初めて知った春子は…。
72話
おら、東京さ行くだ! 大吉(杉本哲太)の計らいで貸し切りの臨時列車で東京に行くことになったアキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)。別れ際、春子(小泉今日子)はアキに一通の手紙を渡す。みんなが集まったリアスで、勉(塩見三省)が意外な事実を語りだす。列車が袖ヶ浜にさしかかると、浜には夏(宮本信子)の姿があった。一方、一緒に行くユイは、途中の駅から合流するはずだったが…。
73話
おら、奈落に落ちる ユイ(橋本愛)の父・功(平泉成)が病に倒れたため、独りで東京にきたアキ(能年玲奈)。マネージャーの水口(松田龍平)に事務所が所有する劇場を案内されると、衝撃の事実が! 「GMT47」のメンバーはまだ5人だけで、人気グループ「アメ横女学園(アメ女)」のシャドウ(代役)に過ぎないというのだ。さらに、久しぶりに実家に帰ってみると、どうも父・正宗(尾美としのり)の様子がおかしい…。
74話
おら、奈落に落ちる 正宗(尾美としのり)に女がいると知り、落ち込み激しくGMTの合宿所にたどり着いたアキ(能年玲奈)。埼玉出身・入間しおり(松岡茉優)、福岡出身・遠藤真奈(大野いと)、徳島出身・宮下アユミ(山下リオ)、沖縄出身・喜屋武エレン(蔵下穂波)、仙台出身・小野寺薫子(優希美青)らGMTのメンバーとの共同生活が始まった。翌日、初めてのレッスンに向かったアキは、社長の太巻(古田新太)となぜか二人きりになって…。
75話
おら、奈落に落ちる 思いがけず社長の太巻(古田新太)に出会ったアキ(能年玲奈)は、人気グループ「アメ横女学園」のセンター・有馬めぐ(足立梨花)のシャドウ(代役)に抜てきされる。帰宅後、上京する際に春子(小泉今日子)から手紙を渡されていたことを思い出し、読み始めるアキ。そこには思いがけない母の過去がつづられていた。25年前、アイドルを目指してオーディション番組に出場した若き日の春子(有村架純)は…。
76話
おら、奈落に落ちる アキ(能年玲奈)は、春子(小泉今日子)の手紙を読んで、アイドルを目指していた若き日の春子(有村架純)の苦労を知った。さらに、春子と事務所の社長・太巻(古田新太)が知り合いだったことに衝撃を受ける。そんな折、水口(松田龍平)が、ユイ(橋本愛)の父・功(平泉成)の病状が思わしくなく、ユイの上京が難しいと知らせてくる。アキは厳しい試練の連続にめげそうになり、ホームシックに…。
77話
おら、奈落に落ちる アキ(能年玲奈)は思いがけず、安部(片桐はいり)と再会。安部は、上野の移動式屋台でまめぶ汁を売っていた。懐かしい人と味に出会い、アキは少し元気を取り戻す。合宿所に戻ると、正宗(尾美としのり)がやって来て、アキの芸能活動に猛烈に反対する。そのとき、真奈(大野いと)に「アメ女」のシャドウ(代役)の依頼が舞い込む。表舞台に立てる初めてのチャンスに、一丸となって応援するアキたちメンバーだが…。
78話
おら、奈落に落ちる ユイ(橋本愛)は、父・功(平泉成)の病気が原因で東京へ行けず、ふさぎ込んでいた。ユイに変に気を使い、ついぎこちなく接してしまう大吉(杉本哲太)や菅原(吹越満)たち。そのころ東京では、アキ(能年玲奈)たちGMTのメンバーと水口(松田龍平)が、真奈(大野いと)が初めてステージに立てたことを祝い、劇場近くのすし屋で大騒ぎ。その隣の席にいたのは、なんと憧れの大女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)だった。
79話
おら、大女優の付き人になる 憧れの大女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に出会って大興奮のアキ(能年玲奈)。一方、上京できずにいるユイ(橋本愛)は、うっ屈した思いを募らせていた。ヒロシ(小池徹平)からユイのことを聞いて心配になったアキは、安部(片桐はいり)に相談に行く。そこで偶然、潜水土木科の先輩・種市(福士蒼汰)と再会する。羽田空港拡張工事にダイバーとして参加していたはずの種市は、なんと仕事を辞めていた…。
80話
おら、大女優の付き人になる すし屋で種市(福士蒼汰)の近況を聞いていたアキ(能年玲奈)。そこへ、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と太巻(古田新太)が一緒に現れる。何やらいわくありげな二人…。アキと話していた種市は「もうユイ(橋本愛)は、東京に来ることをあきらめているのでは」と言う。アキは怒り、あふれる気持ちを抑えられず、種市にぶつける。その後、ユイから「もうすぐ上京できそう」というメールが届く。アキは心の底から喜ぶが…。
81話
おら、大女優の付き人になる アメ女センターの有馬めぐ(足立梨花)が交通事故に遭い、アキ(能年玲奈)に代役出演のチャンスがきた。ところが、有馬がけがを押して出演することになり、代役の話は立ち消えに。代わりに、アキは太巻(古田新太)から、女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の付き人にならないかと誘われる。一方、母・よしえ(八木亜希子)の失踪により、再び上京の夢が阻まれてしまったユイ(橋本愛)は…。
82話
おら、大女優の付き人になる アキ(能年玲奈)は、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の付き人になり、ドラマの撮影現場に同行。鈴鹿の自由奔放な性格に振り回され、右往左往する。一方、父・功(平泉成)の病に加え、母・よしえ(八木亜希子)の失踪のために東京へ行けないユイ(橋本愛)は、気持ちがすさみ、別人のように変わり果ててしまう。そのことを、種市(福士蒼汰)から聞いたアキは…。
83話
おら、大女優の付き人になる ユイ(橋本愛)は、万引きしようとしたところを春子(小泉今日子)に目撃され、そのまま喫茶リアスに連れてこられる。春子は、投げやりなユイを厳しくたしなめる。そのころ、アキ(能年玲奈)は鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の付き人として、忙しい毎日を送っていた。「昔の自分と似ている」と話す鈴鹿との間で、奇妙な関係を築き始めるアキ。そして、事務所の社長・太巻(古田新太)が、アキの運命を左右する重大発表を…。
84話
おら、大女優の付き人になる アキ(能年玲奈)たちに「国民投票」の開催が告げられた。アキたちGMTとトップグループのアメ横女学園のメンバー全員が対象の、ファンによる人気投票だ。40位以内に入らないと解雇されるというが、知名度のないGMTは圧倒的に不利。アキたちは焦る。そのころ、ユイ(橋本愛)は、春子(小泉今日子)に誘われ、スナック梨明日でアルバイトをすることに。一方、太巻(古田新太)は、アキの何気ないひと言にひどく動揺して…。
85話
おらの仁義なき戦い アキ(能年玲奈)たちが、ファンの人気投票で40位以内に入らないと解雇される。それを知った父の正宗(尾美としのり)と、メンバーの小野寺薫子(優希美青)の母・さとみ(石田ひかり)が抗議する。マネージャーの水口(松田龍平)は「GMTのメンバー全員が40位以内に入れなかったら、自分も会社を辞める覚悟だ」と告げて説得する。水口の熱意を知り、気持ちも新たに全員で合格圏内を目指すアキたちだが…。
86話
おらの仁義なき戦い アキ(能年玲奈)たちGMTは、ファンの人気投票で合格圏内に入るため、必死に活動を行う。だが、イベントに足を止める人は、ほとんどいない。そんな中、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の紹介で、アキにドラマ出演のチャンスが舞い込む。また、今ではアイドル評論家になったヒビキ一郎(村杉蝉之介)が記事に取り上げた効果もあり、少しずつGMTの認知度が高まっていく。そんな折、アキは思いがけない人物を見かけて?!
87話
おらの仁義なき戦い アキ(能年玲奈)は、失踪中のよしえ(八木亜希子)が見知らぬ男と一緒にいるのを目撃してしまった。ユイ(橋本愛)に電話したいが、傷つけてしまうことを恐れ、言いだせない。アキは、水口(松田龍平)に相談したものの、気になってGMTの活動に集中できない。運命を決める「国民投票」は、目前。アキが初めて出演するドラマの撮影も迫っていた。与えられたセリフを必死に練習し、いよいよ撮影本番のときが来て…。
88話
おらの仁義なき戦い アキ(能年玲奈)は、初めてのドラマ撮影に張り切って臨む。しかし、連続してNGを出し、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)から女優失格の烙印(らくいん)を押されてしまう。同じころ、プロデューサーの太巻(古田新太)から、ファンによる投票の結果が発表されていた。GMTのメンバー・しおり(松岡茉優)、真奈(大野いと)、アユミ(山下リオ)、喜屋武(蔵下穂波)、小野寺(優希美青)、そしてアキの運命は…。
89話
おらの仁義なき戦い アキ(能年玲奈)は、ファンによる人気投票で合格圏内に入れなかった。しかし、上位に入ったアユミ(山下リオ)が、恋人がいることが発覚したため、GMTを去ることに。ほかにも辞めるアメ女のメンバーがいて、アキは繰り上げ当選でなんとか解雇を免れる。しかし、初めてのドラマ撮影でも大失敗したアキは、鈴鹿(薬師丸ひろ子)や太巻(古田新太)からの厳しい言葉を浴び、自信をなくす。そして年の瀬…。
90話
おらの仁義なき戦い アイドルになる自信をなくしたアキ(能年玲奈)は、メンバーで沖縄出身の喜屋武(蔵下穂波)を連れて、北三陸に帰ってくる。突然の帰省に春子(小泉今日子)や夏(宮本信子)らは驚くが、町のみんなに歓迎され、にぎやかな正月を過ごす。懐かしい面々との会話に心を和ませるアキだが、喫茶リアスで春子を手伝うユイ(橋本愛)とだけは、以前のようには打ち解けられない。そんなときアキの携帯に一通のメールが…。
91話
おらのママに歴史あり 2 北三陸に帰省中のアキ(能年玲奈)は、ユイ(橋本愛)に呼び出される。かつて、地元アイドルとしてステージに立った思い出の海女カフェで、二人は本音をぶつけ合う。ユイはアイドルを目指し、上京を夢見ていたが、父・功(平泉成)の病と母・よしえ(八木亜希子)の失踪により北三陸に留まらざるを得なくなり、すっかり投げやりになっていた。アキに冷たい言葉をぶつけるユイ。アキはこれまで秘めてきた思いを伝えるが…。
92話
おらのママに歴史あり 2 沖縄に帰省する喜屋武(蔵下穂波)を見送るアキ(能年玲奈)。前日の口論でユイ(橋本愛)を傷つけたのではないかと落ち込んでいた。春子(小泉今日子)は、アキに自分が太巻(古田新太)と知り合いだったころの話をする。アキは、自分にアイドルとしての芽が出ないのは、太巻と春子の間に何か秘密があるのではと疑っていたが…。そして町の人々の注目の中、アキが初めて出演したテレビドラマの放送日がやってきた。
93話
おらのママに歴史あり 2 アキ(能年玲奈)は、出演したドラマで、唯一のセリフがカットされてしまった。正月が過ぎても東京に戻る気配はなく、海女カフェで働きはじめ、大吉(杉本哲太)らは喜ぶ。さらにヒロシ(小池徹平)からユイ(橋本愛)の事情を聞き、自分だけが上京したことを後悔し、いっそう自信をなくしてしまう。東京の水口(松田龍平)から何度も電話が来るが、一切出ようとしない。とうとう水口が、東京からやってきて?!
94話
おらのママに歴史あり 2 目標を見失って悩む、帰省中のアキ(能年玲奈)。水口(松田龍平)は東京へ戻るように説得するが、アキは作業小屋にこもったまま出てこない。そこにユイ(橋本愛)が来て、アキに八つ当たりしたことをわび、応援する気持ちを伝える。アキは、ユイの励ましを得て、もう一度、東京で頑張る決心をする。町の人に見送られ、北三陸を去るアキに、春子(小泉今日子)が手紙を渡す。そこには、母の驚くべき秘密が書かれていて…。
95話
おらのママに歴史あり 2 春子(小泉今日子)からアキ(能年玲奈)に手渡された手紙には、衝撃の事実が書かれていた。1985年の秋、甲斐(松尾スズキ)の喫茶店でウエートレスをしながらアイドルを夢見ていた春子(有村架純)と、駆け出しのスカウトマンだった太巻(古田新太)、そしてデビューを目前に控えていた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)との間に、いったい何が起きたのか? 春子が長年にわたって封印してきた秘密が、今、明らかになる。
96話
おらのママに歴史あり 2 アキ(能年玲奈)は、1985年秋に春子(有村架純)、太巻(古田新太)、鈴鹿ひろみ(薬師丸ひろ子)の3人が抱えることになった大きな秘密を知り、衝撃を受ける。その秘密をめぐり、春子はアイドルになる道をあきらめ、ついに東京を去ったのだった。アキは、追い込まれていた当時の春子の気持ちが今の自分に重なり、不安になる。
97話
おら、悲しみがとまらねぇ アイドルを目指していた春子(有村架純)は、太巻(古田新太)と共に抱えた秘密のため、デビューできないまま3年がたった。ついに東京を去るとき、上野駅に向かうために乗ったタクシーの運転手こそ、若き日の黒川正宗(森岡龍)だった…。正宗は、前にも春子と太巻を乗せたことがあり、その秘密も知っていたのだ。そんな両親のなれ初めを正宗(尾美としのり)から聞いたアキ(能年玲奈)は、新たな夢を抱く。
98話
おら、悲しみがとまらねぇ アキ(能年玲奈)は、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に、春子(小泉今日子)が歌手になりたかったことを話す。すると、鈴鹿から、アキは春子の夢を託されているのではと指摘され、プレッシャーを感じる。種市(福士蒼汰)は、立ち直ったものの以前とは風貌の全く違うユイ(橋本愛)の写真を見てショックを受けていた。アキの所属するGMTの人気はいまだ伸び悩んでいたが、そんなとき、水口(松田龍平)から重大発表が…。
99話
おら、悲しみがとまらねぇ アキ(能年玲奈)は、太巻(古田新太)がGMTのデビュー曲を作っているのを知って驚く。しかしそれは、ファン投票でアメ女からGMTに降格した有馬めぐ(足立梨花)の知名度を使い、商売をしようという太巻の戦略だった。理由はどうあれ、やっとつかんだチャンスに、アキたちは必死にレッスンに励む。そんなころ、鈴鹿(薬師丸ひろ子)の話から、若き日の春子(有村架純)の歌手デビューにまつわることが…!?
100話
おら、悲しみがとまらねぇ 岩手物産展に出展する安部(片桐はいり)と、助っ人で北三陸から来たヒロシ(小池徹平)を手伝いながら、アイドルとしての売り込み活動をするアキ(能年玲奈)たち。アキは、ヒロシに、よしえ(八木亜希子)が見知らぬ男性といるところを目撃したことを打ち明ける。アキたちGMTのデビュー曲は完成しつつあったが、メンバーの有馬めぐ(足立梨花)のスキャンダルで、突然デビューの中止が宣告される。
101話
おら、悲しみがとまらねぇ アキ(能年玲奈)は、太巻(古田新太)に、GMTがデビューできないのは自分が天野春子(小泉今日子)の娘であるせいなのかと詰め寄る。太巻は、春子と鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の秘密を、アキと水口(松田龍平)に打ち明ける。そして、太巻はアキを解雇する。理由がわからず、とまどうGMTのほかのメンバーたち。居場所を失い、落ち込むアキは春子に電話をする…。
102話
おら、悲しみがとまらねぇ 事務所を解雇されたアキ(能年玲奈)は、北三陸にいる春子(小泉今日子)に「もう帰りたい」と電話をする。しかし、春子は大反対。若いころの春子(有村架純)が、夢破れて帰郷しようと夏(宮本信子)に電話をしたときの記憶がよみがえったのだ。自分を突き放した夏と、今の自分を重ね合わせた春子は、アキを応援するため、上京することを思い立つ。そして、春子が向かった先は…。
103話
おら、地元に帰ろう!? 事務所を解雇されたアキ(能年玲奈)を助けようと、北三陸からやってきた春子(小泉今日子)は、すし屋へ。鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と春子との対面は空気が張りつめ、秘密を知るアキや水口(松田龍平)はヒヤヒヤ。春子は、夢をあきらめた自分とアキは違うこと、地元でいかにアキが愛されているかを語り、鈴鹿にアキのアイドルとしての資質を問う。その問いに鈴鹿は…。
104話
おら、地元に帰ろう!? 鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と春子(小泉今日子)が、すし屋で対面しているところに、太巻(古田新太)がやってくる。鈴鹿が、アキ(能年玲奈)の解雇の理由を聞くため、呼び出したのだ。本当の理由を話さない太巻に、鈴鹿は「アキを辞めさせるなら自分も女優を引退する」と宣言する。太巻は、アキの解雇を撤回。春子は、正宗(尾美としのり)がいる自宅に戻る。アキはGMTに復帰し、再びレッスンをスタートさせた。
105話
おら、地元に帰ろう!? しばらく東京で暮らすことにした春子(小泉今日子)は、アキ(能年玲奈)が復帰したGMTのレッスンに立ち会ったり、ステージ衣装に意見したり、熱心にメンバーをサポートする。太巻(古田新太)は、そんな春子の振る舞いが気に入らない。大吉(杉本哲太)が北三陸から連れ戻しにやってくるが、春子は「やり残したことを果たすまでは帰らない」と断る。そんな春子の応援を、アキは少しプレッシャーに感じる。
106話
おら、地元に帰ろう!? アキ(能年玲奈)たちGMTのメンバーは、太巻(古田新太)から「一万枚売れなかったら解散」と告げられ、デビュー曲のレコーディングに臨む。なぜかレコーディングに立ち会った春子(小泉今日子)に何度もダメ出しをされ、悪戦苦闘。なんとか収録を終えたアキが、夏(宮本信子)に電話をすると、なんとユイ(橋本愛)が海女になるという。そして、デビュー曲の録音を聞いた太巻は、その出来を完全に否定する。
107話
おら、地元に帰ろう!? 春子(小泉今日子)の立会いのもと、アキ(能年玲奈)たちGMTがレコーディングしたデビュー曲。しかし、仕上がりが気に入らない太巻(古田新太)は、勝手にアレンジして全く違う印象の曲に作り変えてしまう。春子は、怒り心頭で太巻のもとにどなり込むが、二人の対立が原因で、アキと水口(松田龍平)の運命も大きく変わってしまう…。
108話
おら、地元に帰ろう!? アキ(能年玲奈)は事務所を解雇され、GMTはアキを除いたメンバーでデビューすることに決まる。アキは合宿所を出て自宅に戻ったものの、することもなく、春子(小泉今日子)がかつて働いていた喫茶店でアルバイトを始める。水口(松田龍平)も、アキをかばって太巻(古田新太)に反抗的な態度をとったため、会社に居づらくなり、喫茶店に入り浸っている。そこで、春子が「自分たちで芸能事務所をつくろう」と言いだして?!
109話
おらのハート、再点火 アキ(能年玲奈)を売り出すため、春子(小泉今日子)は、芸能事務所「スリーJプロダクション」を設立する。自宅をオフィスにし、春子が社長、アキが所属タレント、正宗(尾美としのり)が運転手でのスタート。さらに、水口(松田龍平)がアキのマネージャーに志願してくる。一方、アキが抜けたあとのGMTは新たなメンバーを迎え、デビューCDの売り出しに猛攻をかけていて…。
110話
おらのハート、再点火 マネージャーの水口(松田龍平)の必死な売り込みにもかかわらず、アキ(能年玲奈)の仕事は全くとれない。一方、北三陸では海女になったユイ(橋本愛)の人気が再燃し、新たなファンを集めていた。また、アキが抜けた後のGMTは、太巻(古田新太)が自らプロデュースしたことで人気沸騰。そのファンイベントで、アキは、かつての仲間が輝いている姿を間近に見て、ひどく落ち込む。そんなアキに種市(福士蒼汰)が…。
111話
おらのハート、再点火 仕事がなく落ち込むアキ(能年玲奈)は、活躍するGMTの仲間たちと顔を合わせることができない。そんな時、種市(福士蒼汰)から温かい言葉で励まされ、アキは胸の奥にしまっていた恋心を再び燃え上がらせる。一方、GMTを辞めさせたことをアキから責められた春子(小泉今日子)は、押入れから古い名刺入れを捜し出してきて…。
112話
おらのハート、再点火 アキ(能年玲奈)はGMTを辞めたことへの後悔から、春子(小泉今日子)とぶつかるが、水口(松田龍平)のとりなしで、前向きに仕事に挑戦することに。一方、北三陸にいるユイ(橋本愛)は夏休みに夏(宮本信子)とともに東京に遊びに行く計画を練っていた。アキは幼児番組のアシスタントとして人気が出始め、CMの出演依頼が来る。しかし、契約は恋愛禁止が条件。ないしょで種市(福士蒼汰)とつきあい始めていたアキは…。
113話
おらのハート、再点火 アキ(能年玲奈)は徐々に人気が出て、さまざまな仕事をこなすようになる。一方、太巻(古田新太)が売り込むGMTも、いまやトップアイドルグループとして、その人気を誇っていた。アキは、久しぶりに鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に会う。アイドルとして恋愛を禁止されているものの、思いを確かめ合った種市(福士蒼汰)とのことが気になるアキは、鈴鹿にその悩みを相談する。鈴鹿は、自身の経験から“仕事と恋愛”について語る。
114話
おらのハート、再点火 春子(小泉今日子)に呼び出され、喫茶店に駆けつけたアキ(能年玲奈)は、ずっと行方不明になっていたユイ(橋本愛)の母・よしえ(八木亜希子)と出会う。よしえは、黙って家を飛び出した理由を話し、春子に「再び家族と会いたい」と打ち明ける。そのころ、北三陸では、上京する予定のユイと夏(宮本信子)の送別会で盛り上がっていた。アキはユイに電話し、よしえが見つかったことを告げるが…。
115話
おらのばっぱ、恋の珍道中 アキ(能年玲奈)は、夏(宮本信子)とユイ(橋本愛)の上京を楽しみにしていた。だが、ユイは東京で見つかった母のよしえ(八木亜希子)を許せず、上京を取り止める。理由の分からない北三陸の人々はいぶかしがるが、結局、夏はユイの代わりに大吉(杉本哲太)と東京にやってくる。安部(片桐はいり)らは、夏を東京観光させようと計画を立てるが、実は夏が東京にやってきたのには、ある理由があり…。
116話
おらのばっぱ、恋の珍道中 生まれて初めて北三陸を離れ、東京にやってきた夏(宮本信子)は、アキ(能年玲奈)に上京してきた本当の理由を話す。それは、ある男性に会いたいという願いだった。夏は、46年前、北三陸でその男性と出会い、その思い出が忘れられずにいたのだ。鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の紹介で、なんとか出会うチャンスをつかむ。憧れの人との再会を目前にした夏は…。
117話
おらのばっぱ、恋の珍道中 夏(宮本信子)が感激の対面を果たしていたころ、大吉(杉本哲太)は、正宗(尾美としのり)にタクシーで東京を案内してもらっていた。二人の間には、春子(小泉今日子)をめぐる見えない戦いが! 夏と大吉が東京を去る日、よしえ(八木亜希子)がやってくる。春子と話し合ったよしえは、北三陸に帰ることにしたのだ。よしえを迎えるユイ(橋本愛)は…。
118話
おらのばっぱ、恋の珍道中 ユイ(橋本愛)は、北三陸に帰ってきた母・よしえ(八木亜希子)を許せず、スナックを飛び出す。東京でユイを心配するアキ(能年玲奈)だったが…。残されたよしえは、功(平泉成)やヒロシ(小池徹平)に、失踪の経緯や戻ってきた理由を語り、また一緒に暮らしたいと打ち明ける。一方、夏(宮本信子)に誘い出されたユイは、本当の気持ちを話しだす。
119話
おらのばっぱ、恋の珍道中 芸能人として人気が少しずつ高まってきたアキ(能年玲奈)に対し、GMTは伸び悩んでいた。太巻(古田新太)は巻き返しのため、映画の製作を企画する。そのころ、アキは番組出演直前に水口(松田龍平)から思いがけないことを言われ、動揺のあまり、生放送でおかしな発言をしてしまう。番組を見ていた春子(小泉今日子)は驚くものの、放送後の反響は上々。一方、太巻は鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に映画の出演を依頼するが…。
120話
おらのばっぱ、恋の珍道中 鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が出した条件で、映画のヒロインはオーディションで選ばれることになり、アキ(能年玲奈)もさっそく応募する。だが、この映画を企画し、メガホンを取る太巻(古田新太)にはある思惑があった…。アキは書類審査に合格し、喜々として次の審査に備える。北三陸でもアキの応援で盛り上がっていたが、ある日、異変が起きる。祖母・夏(宮本信子)が突然…!?
121話
おらたちの大逆転 映画のヒロインオーディションの当日、アキ(能年玲奈)と春子(小泉今日子)のもとに「夏(宮本信子)が倒れた」という連絡が入る。春子は、すぐにも駆けつけようとするアキを制止し、ひとりで北三陸に旅立つ。アキが運命をかけてオーディションに臨んでいるころ、春子は北三陸に駆けつけ、大吉(杉本哲太)らから事情を聞いていた。心臓の大手術を受けることになった夏。命の危機の中、春子が抱いた母への思いとは…。
122話
おらたちの大逆転 春子(小泉今日子)らが心配して見守る中、夏(宮本信子)の手術は無事、成功する。アキ(能年玲奈)は、映画の一次オーディションを終えた後にその連絡を受け、安どする。アキと、ともにオーディションを受けたGMTの仲間たちが寿司屋に集まっていると、水口(松田龍平)が種市(福士蒼汰)に、アキとの恋愛について詰め寄って騒動に。そして、アキにオーディションの結果の通知が来たころ、夏が目を覚まして…。
123話
おらたちの大逆転 手術を終えた夏(宮本信子)が無事に目を覚ました。春子(小泉今日子)は安心するが、当面は北三陸に残るという。大吉(杉本哲太)や正宗(尾美としのり)は、春子がこの先どうするのかを巡ってやきもき。アキ(能年玲奈)は映画の一次オーディションに合格し、二次に進む。しかし、太巻(古田新太)と鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)がいる面接会場では予想外の状況に。その夜、アキは、種市(福士蒼汰)を誰もいない家に誘うが…。
124話
おらたちの大逆転 自宅で種市(福士蒼汰)と二人っきりになったアキ(能年玲奈)。いつもとは違う雰囲気にドキドキする中、北三陸にいる春子(小泉今日子)から電話が。何も知らない春子を相手に、必死にごまかし取り繕うアキ。そして二人は…?! 一方、映画のオーディションは二次審査が終わり、太巻(古田新太)はアキを最終審査に残すかどうか迷っていた。そのころ、アキの異変に気づいた春子が、水口(松田龍平)を自宅に走らせ…?!
125話
おらたちの大逆転 春子(小泉今日子)の指示で、水口(松田龍平)と正宗(尾美としのり)は種市(福士蒼汰)と二人きりになったアキ(能年玲奈)の元に慌てて駆けつける。アキと種市は…?! そして、映画のオーディションは、いよいよ最終審査に。鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)との芝居のテストに真剣に挑むアキ。一方、最有力候補には、かつてのGMTの仲間・小野寺薫子(優希美青)がいた。果たして選ばれたのは…。
126話
おらたちの大逆転 映画「潮騒のメモリー」のヒロインにアキ(能年玲奈)が選ばれた。北三陸ではその話題で大盛り上がり。ちょうどその頃、夏(宮本信子)が退院し、自宅に戻ってきた。懸命に世話を焼く春子(小泉今日子)に素直な言葉をかける夏。そして、ユイ(橋本愛)は海女として活躍し、アキは映画の撮影に向け、忙しい日々が始まる。母親役の鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の指示による厳しい訓練の数々が、アキを待ち受けていたのだ。
127話
おらとママの潮騒のメモリー いよいよ映画『潮騒のメモリー』の撮影が始まった。アキ(能年玲奈)は思うように演技ができず、母親役の鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)に叱られる。鈴鹿は、アキが役になりきるために、一緒に暮らすことを提案。早速、鈴鹿がアキの自宅に転がり込み、鈴鹿・アキ・正宗(尾美としのり)の奇妙な共同生活が始まる。北三陸では春子(小泉今日子)の心配をよそに、すっかり元気になった夏(宮本信子)が暇を持て余して…。
128話
おらとママの潮騒のメモリー 映画の撮影が順調に進むアキ(能年玲奈)に難題が立ちはだかる。ラブシーンの撮影が待っていたのだ。相手役のTOSHIYA(勝地涼)は、アキの苦手なタイプで、キスシーンの撮影を目前に困惑。種市(福士蒼汰)も気が気でない。実は、アキと種市はつきあい始めたものの、まだキスしたことがないのだ。種市は、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)とともに、差し入れを口実に撮影現場に乗り込むが…。
129話
おらとママの潮騒のメモリー 鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)との共同生活にも慣れ、映画の撮影に集中するアキ(能年玲奈)。一方、北三陸にいる春子(小泉今日子)は、夏(宮本信子)が元気になり、かつての生活を取り戻そうとしているのを見て、東京に戻ることを考え始める。町の人々に愛される夏を見て、うれしくも寂しさを感じる春子。そしてついに、アキが種市(福士蒼汰)とつきあっていることを知り、春子は東京へ舞い戻る。別れの日、春子、そして夏は…。
130話
おらとママの潮騒のメモリー 映画「潮騒のメモリー」の撮影は、いよいよ最終日に。アキ(能年玲奈)は、母親役・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)とのクライマックスシーンに臨む。アキはかつて、自分が北三陸を離れて上京する際、夏(宮本信子)と交わした言葉を思い出す。すると、鈴鹿が予想外の演技をしだして…!? そして、クランクアップを迎えたころ、春子(小泉今日子)が北三陸から戻る。春子はアキの恋愛問題で、水口(松田龍平)に激しく詰め寄る。
131話
おらとママの潮騒のメモリー 映画の撮影を無事に終えたアキ(能年玲奈)は、主題歌のレコーディングに臨む。春子(小泉今日子)や太巻(古田新太)が立ち会う中で必死に歌うが、なかなかOKが出ない。そこで手本を示すため、春子が歌うことに。かつて鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の替え玉として歌った曲だ。春子が複雑な思いを巡らせていると、そこになんと鈴鹿がやってくる。太巻が、ある目的で呼び出したのだが…。
132話
おらとママの潮騒のメモリー 映画「潮騒のメモリー」がヒットし、アキ(能年玲奈)は、かつての仲間のGMTのメンバーとコンサートを開くことになる。一方、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が、春子(小泉今日子)が社長を務めるスリーJプロダクションに所属したいと言いだし、そのまま専属女優となることに。北三陸では、ユイ(橋本愛)がアキのコンサートのため、上京しようとしていた…。
133話
おら、みんなに会いでぇ! GMTのメンバーとともに、念願の初ライブが決まったアキ(能年玲奈)。だが、前日の2011年3月11日、東日本大震災が発生する。北三陸市や北鉄は津波の被害を大きく受け、アキのライブも延期となってしまう。
134話
おら、みんなに会いでぇ! 東日本大震災の混乱が続く中、大吉(杉本哲太)を中心に北鉄を復旧すべく懸命の努力が始まる。TVを通して伝わって来る故郷の様子に心揺れるアキ(能年玲奈)。だが、自らを奮い立たせ、アイドルとしての仕事を必死で続ける。
135話
おら、みんなに会いでぇ! 北三陸に帰りたいという思いを誰にも言えずに悩むアキ(能年玲奈)。そんなアキに、水口(松田龍平)が歌番組の企画を持ち込む。番組でGMTメンバーとともに「地元に帰ろう」を歌い終えたアキは、故郷に帰る決意を固める。
136話
おら、みんなに会いでぇ! アキ(能年玲奈)は、春子(小泉今日子)に「北三陸に帰りたい」と宣言する。春子は、中途半端に仕事を投げ出すべきでないと諭すが、アキの決意は固い。春子と正宗(尾美としのり)は、東京に残って仕事を続けるべきだと、逆に提案する。
137話
おら、みんなに会いでぇ! 震災から3か月後。アキ(能年玲奈)は、1年半ぶりに北三陸に帰った。駅を出て町へ降り立つと、地震と津波の傷跡は生々しく、風景は一変していた。しかし、出迎えてくれた町の人々は、たくましく、前向きに日々を生きていた。
138話
おら、みんなに会いでぇ! 北三陸に帰ってきたアキ(能年玲奈)は、「海女カフェ」が津波で壊滅的な被害を受けたことを知る。思い出の詰まった場所の惨状にショックを受けるが、海女カフェの再建こそが自分のやるべきことだと確信する。
139話
おら、やっぱりこの海が好きだ! 北三陸の観光協会で、久々に首脳会議が開かれた。津波による被害で、北鉄は廃線の危機に、袖が浜でもウニが壊滅的な打撃を受けていた。だが、町は一丸となって復興の道を探り始める。そんな中、アキ(能年玲奈)は「潮騒のメモリーズ」の再結成を夢みていた。
140話
おら、やっぱりこの海が好きだ! アキ(能年玲奈)は町を歩いてまわり、あらためて震災の被害の大きさに息をのむ。それでも潜り続ける北の海女たち。その笑顔の裏に隠された心の傷に気づき、心を痛めたアキは、浜辺に放置されている漁網を見つけ、復興のミサンガを作ることを思いつく。
141話
おら、やっぱりこの海が好きだ! 突然、鈴鹿(薬師丸ひろ子)と太巻(古田新太)が、結婚を発表。春子(小泉今日子)と正宗(尾美としのり)は、驚きつつも祝福する。一方、北三陸には、種市(福士蒼汰)と安部(片桐はいり)が帰って来た。アキ(能年玲奈)は「海女カフェ」再建への思いをあらたにする。
142話
おら、やっぱりこの海が好きだ! 種市(福士蒼汰)との再会を喜ぶアキ(能年玲奈)。一方、袖が浜の海底調査の結果、ウニの捕獲を自粛する必要に迫られる。しかし、夏(宮本信子)の掛け声で、海中の瓦礫(がれき)の撤去やウニの放流を急ピッチで行い、海女漁の復活を目指すことに。
143話
おら、やっぱりこの海が好きだ! 「潮騒のメモリーズ」を主人公にした番組が、復興企画としてもちあがる。だが、ユイ(橋本愛)はアキ(能年玲奈)の誘いを断る。ユイは、震災のときに北鉄の車両に閉じ込められ、念願の東京行きもかなわず、大きなダメージを負っていた。
144話
おら、やっぱりこの海が好きだ! 春子(小泉今日子)と正宗(尾美としのり)が、再婚に向けて動いていた。そんな中、水口(松田龍平)が春子に辞表を出し、「潮騒のメモリーズ」再結成のため、北三陸へ向かう。水口とユイ(橋本愛)は1年半ぶりの再会に。
145話
おらたち、いつでも夢を アキ(能年玲奈)とユイ(橋本愛)を再びアイドルにしようと、水口(松田龍平)が北三陸に戻ってきた。しかし、ユイの心は固く閉ざされたまま。水口の話に全く聞く耳を持たない。ユイは心に深い傷を抱えていた。アキはユイを心配し、多くの思い出が詰まったお座敷列車を復活させようと考える。一方、水口は、再び琥珀(こはく)堀りの勉(塩見三省)に弟子入りすることに。そして意外な客が北三陸にやってきて?!
146話
おらたち、いつでも夢を チャリティーコンサートで東北各地をまわる途中、アキ(能年玲奈)を訪ねてきたGMTの仲間たち。現役のアイドルの登場に町は大騒ぎに。かつての仲間の活躍を誇らしく感じるアキ。しかし、ユイ(橋本愛)はGMTを苦々しい思いで見つめていた。あきらめていたアイドルへの夢を再び思い出したユイは…。一方、春子(小泉今日子)と太巻(古田新太)は悩んでいた。鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)にコンサートの出演依頼が来たのだ。
147話
おらたち、いつでも夢を GMTが北三陸にやってきたことをきっかけに、一度はあきらめたアイドルへの夢が、ユイ(橋本愛)の中で再びよみがえった。アキ(能年玲奈)とユイは「潮騒のメモリーズ」を復活させ、活動を始める。北三陸市長選挙で、功(平泉成)が当選し、北鉄の存続に向けて動きだす。一方、東京では、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が東北各地を回るチャリティーコンサートで歌うことを勝手に決めてしまい、春子(小泉今日子)は困惑していた。
148話
おらたち、いつでも夢を 鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が東北でチャリティーコンサートを開くことが決まり、北三陸にもやってくることに。春子(小泉今日子)が歌の特訓をする一方、アキ(能年玲奈)はコンサート会場となる海女カフェの再建に燃えていた。しかし、町の復興が難航する中、海女カフェの再建は思うように進まず、人々の心にも影を落とす。そんな中、アキたちはできることからはじめようと、がれきの撤去作業に取りかかる。
149話
おらたち、いつでも夢を 北鉄の運転再開が海開きの日に決まり、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)のコンサートはその前日に開かれることになった。会場となる海女カフェの再建に、アキ(能年玲奈)や町の人々は大忙し。そこにアキがかつてテレビで共演したさかなクン(本人)がやってくる。さかなクンの手助けもあり、海女カフェは新しく生まれ変わる。そのころ、喫茶リアスには、まだ東京にいるはずの鈴鹿がいた。そして、漁から帰った忠兵衛(蟹江敬三)と…。
150話
おらたち、いつでも夢を 予定より早く北三陸にやってきた鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の登場に、町は大騒ぎ。ユイ(橋本愛)も大女優を前に興奮を隠せない。天野家に転がり込んだ鈴鹿は、春子(小泉今日子)がかつて青春を過ごした隠し部屋を気に入り、コンサートまでの間、使うことにする。翌日、梨明日で大吉(杉本哲太)らと話した鈴鹿は、天野家の3代、夏(宮本信子)・春子・アキ(能年玲奈)が、それぞれ北三陸のアイドルだったのだと気づく。
151話
おらたち、熱いよね! 北三陸に突然あらわれた太巻(古田新太)。ユイ(橋本愛)は、念願かなった対面に心が揺れるが、上京を勧める太巻に対し、アキ(能年玲奈)とともに「潮騒のメモリーズ」として北三陸で活動していくことを宣言する。その後、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と一緒にチャリティーコンサートの会場となる海女カフェを訪れた太巻は、人々が力を合わせて手作りで再建した店内を見て感銘を受ける。そして、驚くべきことを思いつく…。
152話
おらたち、熱いよね! 鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)のチャリティーコンサートが迫る中、再建を目指していた海女カフェがついに完成する。そのころ、町ではあるウワサが…。それは「鈴鹿が本当は音痴なのではないか」という疑惑だった。恐れていた事態に慌てるアキ(能年玲奈)と水口(松田龍平)。一方、大吉(杉本哲太)は、ある決意を固める。それは、かつて結婚から半年で離婚した安部(片桐はいり)に再びプロポーズすることだった。
153話
おらたち、熱いよね! ついに、鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)のコンサートの日がやってきた。しかし、鈴鹿は、東京での春子(小泉今日子)による地獄の特訓のかいもなく音痴を克服できず、ときどき偶然に音程が合うという状況だった。アキ(能年玲奈)と事情を知ったユイ(橋本愛)が、ぎりぎりまで鈴鹿のトレーニングをして当日を迎えたが…。そのころ、春子(小泉今日子)は、居ても立ってもいられず、北三陸に向かっていた…。
154話
おらたち、熱いよね! アキ(能年玲奈)や春子(小泉今日子)が見守る中、会場に鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)の歌声が響き渡る。かつて鈴鹿の替え玉としてこの曲を歌った春子は、過去の記憶と複雑な思いがよみがえる。一方、コンサートに来ると言っていた忠兵衛(蟹江敬三)の姿が見えず、心配した夏(宮本信子)は、正宗(尾美としのり)と一緒に探すが…。
155話
おらたち、熱いよね! 鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と太巻(古田新太)、大吉(杉本哲太)と安部(片桐はいり)、春子(小泉今日子)と正宗(尾美としのり)の合同結婚式が行われた。その後、「南部ダイバー」の熱唱で始まった披露宴は、大変な盛り上がり。その席で、夏(宮本信子)が重大な発表をする。翌日は、北鉄の開通式と海開きの日。アキ(能年玲奈)は期待を胸に大海原を見つめる。
156話
おらたち、熱いよね! 2012年7月1日。北鉄は被災した一部区間が復旧し、北三陸駅は1984年の開通式と同じような熱気に包まれていた。一方、袖ヶ浜では海開きが行われ、アキ(能年玲奈)たち海女の実演を見るために大勢の人が押しかける。その後、ユイ(橋本愛)とともに、お座敷列車に乗り込むアキ。北鉄の車内で2人が初めて出会ってから3年。アキとユイは北三陸の人々に見守られながら、思いを込めて「潮騒のメモリー」を歌う。
157話
おら、紅白出るど 2013年12月31日。アキ(能年玲奈)は紅白歌合戦のステージに立つ。GMTと共に「暦の上ではディセンバー」を歌い終えたアキは、北三陸のユイ(橋本愛)を呼ぶ。空飛ぶタクシーに乗って駆けつけるユイ。二人は「潮騒のメモリー」をデュエット。更に春子(小泉今日子)が、そして鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)が熱唱を続ける。最後は「あまちゃん」出演者一同による「地元に帰ろう」の大合唱で、感動の舞台は幕を閉じる。
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